【レビュー】GUの吸水ショーツを実際に使ってみた感想【メリット・デメリットも紹介】

GUから吸水ショーツが発売されたけど、実際どうなの?
サニタリーグッズの新しい選択肢として、ここ数年の間に認知度があがってきた「吸水ショーツ」ですが、
なんとあのプチプラブランド【GU】から2021年3月に発売されました。
この記事で分かること
・GU「吸水ショーツ」の使用レビュー
・購入時や使用時の注意点・ポイント
・メリットやデメリットについて
正直、吸水ショーツは良し悪しありますが、まずは試してみたいという方にGUはおすすめ!
そもそも、吸水ショーツとは?
吸水ショーツは、ナプキンとショーツが一体化したような作りになっていて、一定量の経血を吸水してくれます。
そのため、使い捨てナプキンの使用を減らすことができ、エコやサスティナブルの観点から注目されているアイテムです。
また、吸水ショーツは肌触りのよい生地の使用や吸収力など機能性において、ナプキンによるかぶれや経血の漏れに悩んでいた人からの支持も集めています。
吸水ショーツをはじめた経緯とGUを選んだ理由
実は大学生の頃、海外留学をした際に出会ったドイツ人のお友達から「月経カップ」のことを教えてもらい、経済的にも地球にもやさしいといった点で魅力的に感じていました。
といっても、膣の中に月経カップを入れることはかなりの抵抗があり、代わりに「布ナプキン」を部分的に取り入れ、その後「吸水ショーツ」にも興味がでてきました。
ただ、吸水ショーツは値段が高いのがネックで、安い物でも1枚4,5000円します。
そんな中、ついにGUから1000円代で買える吸水ショーツがでると聞いて、早速試してみることになりました。
GUの吸水ショーツ「トリプルガード」の口コミや評判は?
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— GU(ジーユー) (@gu_global) March 9, 2021
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GUの吸水ショーツは、やはり手に届きやすい価格帯であることから発売前から話題になり、発売開始後もサイズによって品切れの状態になっています。
口コミや評判を調べてみると、「価格の安さ」や「経血が少量の日に使いやすい」といった点が評価されていました。
一方で、悪い口コミとしては「サイズが小さいと感じる」、「吸水量が物足りない」といったものがありました。
GU吸水ショーツ「トリプルガード」を使ってみたレビュー

それでは、実際にGUの吸水ショーツ「トリプルガード」を購入して、生理期間中に2回使用してみたのでレビューしていきたいと思います。
見た目や色について

GUの吸水ショーツは、ウエスト部分がレースになっていて普通のサニタリーショーツよりもワンポイントお洒落な感じ。
洗濯や着用で傷みやすいのでは?と心配していましたが、プチプラな価格のわりにはしっかりとした作りです。既に2回は洗濯しましたが、問題はありませんでした。
クロッチ部分(股布)は、3層構造で抗菌防臭機能があり、羽根つきナプキンも着けられる仕様になっています。

そして、サニタリーショーツは黒や紺など経血漏れがあっても目立たない色が多く販売されていますが、GUの吸水ショーツはピンクやブルーなどもあるのが特徴です。
定番の黒や紺と迷ったのですが、せっかくなので可愛い「ピンク」を選びました。

実際に使ってみて感じたのですが、外側の生地が黒や紺だと経血漏れが目立ちにくい反面、交換するタイミングが分かりにくいというデメリットもあります。
サイズについて

GU吸水ショーツのサイズ感ですが、手に取ってみた時はやや大きく感じられますが、実際に履いてみるとサイドや足ぐり部分はピッタリでした。人によってはきついと感じる可能性もあります。
そして、経血が吸収されるクロッチ部分には少し余裕があり、ショーツと身体との密着度はそこまで高くはないと感じました。
ただ、履き心地としては個人的には問題はなく、むしろ動きやすかったです。
恐らく、吸水ショーツとナプキンを併用できるように設計されているため、クロッチ部分は広めに作られているのだと思います。
私は身長157㎝、体重46㎏で、普段GUはSサイズを着用しています。今回もSサイズを購入しました。
吸水できる経血量について
GUの吸水ショーツは、約15ml~20ml分の液体を吸収できる設計になっています。そのため、ナプキン1~2枚分の代わりとして使うことができます。
今回、経血量が「多い」1日目と「少ない」5日目に使用してみたのですが、「多い日」は5~6時間そのまま着用していたら、ショーツの外側の生地に漏れてしまいました。
使用感としてはまだ大丈夫だったのですが、液漏れせずにすむのは3~4時間くらいまでがギリギリかなぁと思います。
一方、「少ない日」は、日中は吸水ショーツを着用して過ごしたのですが、液漏れの心配もなく快適に過ごせました!!
「少ない日」についての補足をすると、私の場合はほとんど経血がない状態で、時々おりもののような感じのものが出たり、ごく少量で経血が出たりします。
【1日目~2日目】量が多い
【3日目】普通
【4日目~5日目】少量・終わりかけ
【6日目】ほぼ終わり(たまに少量でる)
経血量が多い日だと、トイレで一度脱いだショーツをまた履くと、「ひんやり」します。ただ、不思議なことに10分くらいすると、さらっとした感覚になり気になりませんでした。
GUの吸水ショーツの洗い方
GUの吸水ショーツの洗い方は、まず、手でやさしく揉み洗いをして汚れを落としたあと、セスキ炭酸ソーダを薄めた水に2~3時間つけ置きします。
その後、洗濯ネットに入れて洗濯機にかけ、最後は自然乾燥で乾かします。
・吸水力が落ちるので、強くこすり洗いをしたり、柔軟剤や乾燥機は使ったりしない
・セスキ炭酸ソーダは水1リットルに対して、5~10g程度を使用し、色を落ちを防ぐためにつけ置き時間は厳守する
そして、乾くまでの時間ですが、湿度が低い日に部屋干しをしたところ1日では乾ききりませんでした。
防水シート部分だけがずっとひんやりと冷たく、1日半~2日経ってようやく乾いたと実感しています。
GUの吸水ショーツのメリットやデメリット
メリット

生理用品を買う手間が減ってエコになる
これまで、経血量が多い・普通の日と少ない日用で分けて2種類のナプキンを買っていたのですが、GUの吸水ショーツは少ない日に活用できそうなので、少ない日用のナプキンはもう買わなくてもいいかなーとなりました。
ほんの少しずつですが、ナプキンのゴミを減らしてエコにも貢献していけそうです。
ナプキン不足の心配が減る
私はあまり買いだめをするタイプでないこともあり、新型コロナウイルスの影響でナプキンが在庫切れになった時には焦りました。
同じような事態が今後起きないともいえませんし、いつ発生するか分からない災害時、日常的に買い忘れてタイミングで生理がきてしまった場合など、吸水ショーツをもっていると安心できると思います。
持ち物の負担が軽減できる
荷物はできるだけ持ちたくない・コンパクトにしたい人にとっては、吸水ショーツを履けばナプキンの携帯数を減らすことができます。
ナプキンのズレやごわつきを気にしなくていい
私は経血量が少ない日は「布ナプキン」を使う日もあったのですが、時々ショーツからズレてしまうのが欠点でした。
それに比べて、GUの「吸水ショーツ」なら、履き心地がよく、ごわつきや肌がかぶれも気にせずに着用できました。
デメリット

コストパフォーマンスが悪い
吸水ショーツはナプキンを使わないから経済的にみえるのですが、プチプラのGUでも1枚1500円程度はします。
しかも、GUは他ブランドに比べると吸収できる経血量は少なく、GUの吸水ショーツ1枚だけで生理期間を過ごすことはできません。
他にも、洗うのが手間なわりに乾くまでに時間がかかるということもあるため、時間やお金の節約になるかと言われれば難しいのが本音です。
【まとめ】GUの吸水ショーツ「トリプルガード」を使ってみた感想・口コミレビュー

GUの吸水ショーツは、吸水量が低いのが気になるものの、防臭機能や羽根つきナプキンの併用ができる点など、値段のわりに機能性が高いです。
そのため、ナプキンと併用したり、月経が終わりかけの少ない日に限定して使ったりと工夫すれば使い勝手はいいと思いました。
そして、今回はお試しで1枚買ってみましたが、追加購入して以下のとおり使っていきたいと考えています。
【生理直前】:布ナプキン
【1日目~4日目】:使い捨てナプキン
【5日目以降~終了】:GU吸水ショーツ
今後、サイズ展開や吸水量が増えたタイプも出てくることも期待したいですね!