【実録】2週間で「化粧品検定1級」合格!勉強時間や勉強方法は?

この度、「化粧品検定1級」に合格したので、勉強時間、勉強方法はもちろん、試験当日の注意事項も詳しくご紹介したいと思います。
実は今回、2週間という短期間で合格することができたため、「忙しくて勉強する時間があまりとれない」という方にも参考になれば嬉しいです。
ちなみに、私の場合は既に「化粧品検定2級」に合格しているので、
いきなり飛び級で1級に2週間で合格しよう、となるとややハードルが高くなることを前提にお読みいただければと思います。
化粧品検定2級の合格体験記は、「【合格体験記】化粧品検定2級は難しい?難易度や勉強方法について」という記事で書いていますので、参考にしてみてくださいね。
化粧品検定1級を受けるメリット・学習範囲

化粧品検定1級は、美容系のお仕事に関わりたいと思っている方はもちろん、美容が好きな人なら受験するメリットがあります。
肌悩みに合わせた化粧品成分を選べるようになりたい人は2級までの内容で問題ないのですが、
1級ならボディ・ヘア・ネイル・香り・オーラルケアまでより幅広い美容知識を身に着けることができるからです。
そして、1級では「化粧品にまつわるルール」について学習できる点も、大きなメリットだと感じました。
今やSNS等を通じて美容情報が気軽に発信・受信できるようになったからこそ、正しい情報を見極める目を養っておくことは大切です。
1級のテキストには、あくまで発信する側の視点で書かれていますが、情報を受け取る身としても多いに役立ちます。
化粧品検定1級の難易度や最低合格ライン
化粧品検定1級の難易度ですが、一夜漬けや事前の知識等なく短期間で合格するのは難しいレベルです。
2021年12月(第17回)のデータによれば、合格率は62.8%と出ており、合格するにはしっかりと対策をする必要があることも分かります。
私個人の感覚としても、8~9割程度は自信をもって回答ができましたが、1~2割は難しいと感じたり迷ったりしました。
そして、化粧品検定1級の最低合格ラインですが、正答率70%が目安とされています。ただ、この数値自体は、実際の受験者の状況によって前後するため、8割程度の正答率を目指したいところです。
2週間で「化粧品検定1級」に合格した勉強時間・スケジュール

化粧品検定1級を合格するにあたり、最低でも勉強期間は2週間、勉強時間としては40時間は確保しておきたいです。
もちろん、知識量や勉強の仕方によって個人差が出てくるので、あくまで目安です。
私は既に2級に合格していたことや普段から成分を意識しながら化粧品を選ぶ習慣があったため、比較的短期間での合格ができたと考えます。
勉強時間の内訳・スケジュール
まず、平日は朝早く起きて、45分間程度の勉強時間を設けました。
これに、通勤中の電車の中やお昼休憩中などのスキマ時間を加えて、平日の勉強時間は1日おおよそ90分程度でした。
→ 90分×平日10日間=15時間くらい
土日は、午前中3時間・午後に3時間(最大6時間まで)と、決めて取り組みました。
長時間勉強すると脳や身体が疲れてしまい、思うように進まないこともあるので、適度に休憩を入れるのがおすすめです。
ちなみに、試験当日の朝は、午後から試験なのでその分早起きして、最後の復習を行いました。
→ 6時間×土日4日間=24時間くらい
ライフスタイルの違いや個人差があると思うので、自分なりに時間捻出をしてみてくださいね。
2週間で「化粧品検定1級」に合格した勉強方法・対策

化粧品検定1級の勉強方法ですが、
テキストを読む → すぐに問題集を解く → ミスした箇所や不安なか箇所をテキストで確認・暗記
というのを平日は毎日繰り返しました。
土日は、平日の遅れを取り戻したり、平日学習した範囲を復習したりしました。
短期合格のための対策としては、以下2つ。
- 最初から覚えようとしない。理解に努める。
- 問題集を解いてミスした箇所は、その日中に覚える。
【対策1】最初から覚えようとしない。理解に努める。
1級は、普段聞きなれない長い成分名がたくさん出てくるので、最初から覚えようとすると挫折してしまいます。
最終的には成分名とその特徴を覚えないといけないのですが、まずは肩の力を抜いて理解することに努めましょう。
【対策2】問題集を解いてミスした箇所は、その日中に覚える。
2級の時は、テキストだけでも合格できましたが、1級を短期間で合格するためには、問題集は必要だと実感しました。
というのも、テキストを読んで逐一暗記していくよりは、問題集でできなかった箇所を暗記するという方が効率がよいからです。
また、実際の試験の形式に慣れておく、といった点でも重要です。
ちなみに、暗記する際は、その日中に覚える!と強く意気込んで取り組みました。
特に、1日の中で複数回に分けて取り組むのがおすすめです。
たとえば、仕事のお昼休み中、電車の中、夜寝る前などのスキマ時間を使って、何度も目に触れさせたり、頭の中で繰り返したりすることで定着率が高まるようにします。
化粧品検定1級を受験した感想・試験当日の注意ポイント

満点を目指すより、ケアレスミスに注意。
試験直後の率直な感想としては、100点満点を狙うのは難しい問題だな、ということでした。恐らく、1割くらいの問題は皆が回答に迷っていると思われるのです。
なので、100点満点は目指さなくてOK、できる問題を落とさないようにすることを心がけてください。
分からない問題は、いくら考えても分からないこともあるので、事前に「どうしても分からない時は〇番をマークしよう」と決めておくと、迷わず次に進めるのでおすすめです。
また、簡単にみえる問題こそ罠があり、私も読み間違いによるケアレスミスを招きそうになったので、要注意です。
試験会場で時間を無駄にしないこと、最後まで念入りに。
試験会場に着いてから、試験会場を退出するまで、最終確認ができる時間があります。
これらの時間を有効活用して、1つでも多くの問題に正解できるようにしましょう!
試験開始前
試験会場は、説明開始の30分前から開場することになっていたため、最大でも30分の最終確認ができます。
会場のお手洗いが混雑することもあるかもしれないので、最寄り駅で行っておいても安心かもしれません。
試験開始後
試験が開始されると、30分後~試験終了10分前までは退出が可とされると思いますが、ここでも気を抜かないようにしましょう。
私が受験した時は、何人か退出される方もいたので、少しばかり焦る気持ちもありました。
ただ、合格を優先するなら、早く退出することよりも最後までケアレスミスがないか確認するほうが大事です。
早く退出する分、最終確認の時間が減りますので、時間を無駄にしないようにしましょう。
【まとめ】化粧品検定1級は短期間でも合格できる

化粧品検定1級は、1カ月以内の短期間でも、効率よく勉強することができれば合格することができました。
私が実践してきたことをまとめると、以下のとおりです。
- 朝30分でもいいから早起きをして集中する。
- テキストを読んで最初から覚えようとしない。問題集を解いてできないところを暗記していく。
- 暗記するときは範囲を決め、その日中に覚える。電車の移動時間やお昼休憩などスキマ時間を使って、繰り返しインプットする。
- 土日は、まとまった時間を確保して復習や学習の遅れを取り戻す。できれば、試験前2週間は予定を詰めない。
私の場合は、本格的に勉強するのは2週間というかなり短期間になってしまいましたが、1週間だときっと合格するのは難しかったです。
そして、あと1~2週間は早く始めておけば、もう少し余裕があったかな?と反省もあります。
いずれにしても、化粧品検定1級の合格は、一つの通過点や学習の到達度の確認です。
私の場合は、このようなブログでの情報発信はもちろん、日々よりよい美容アイテムを選んでいけるよう役立てていきたいと思います!